2016年1月24日日曜日

自宅で簡単!?青空鈑金。


8年近く続く。。。ある縛りからの解放に向かいつつある 弟です。

さて仕様変更宣言をして 内容をだらだらと更新です。

先ずは変更前


Gタンク

補修はしましたが…
やっぱり燃料が漏れてる
しずく にはなりませんが漏れてる。

純正の溶接箇所からで 更にそこに
取り付けマウントを溶接加工してしまったので
これ以上の 補修は困難。

でも燃えたくないしなぁぁ

と言う事で交換です。


Yオクにて落札!
が!?

こんな感じの写真で出品されてました。


お分かり頂けるだろうか?


へこんでる。。。
確かに 「へこんでません。」とは記載されてなかったですが?
「へこんでいます。」とも記載なし‼

これが〇オクですよね~

これ素人がこのタンクをゲットしてたら金掛かっただろうな~

怖いわ~ がっ しかし‼

ご存知の方も居るかと思いますが 実は私
本業は自動車鈑金屋なんです。

ですので今回は青空鈑金修理します!

自動車鈑金でもそうですが
一般的に鉄板が凹むと 低い所と

 
高い所が出来ます。


このまま パテ成形しようとすると 高い所が邪魔で
元の形にはなりません。

低い所を引き出しながら 高い所をハンマーリングしていきます。
引き出す工具は色々ありますが 今回はコレを使いました。
ケミカルプーラー 自動車屋さんなんかでナンバープレートの
〇印をアレするやつ。


付けたい物を温めて このプーラーをピトッ っと付けると
先端が熱で溶けて そのまま冷やすと接着します。


すると。。。問題発生です。
旧塗膜が一液性の硬化しない塗料なのか?
熱で剥離しました。。。


これは初めての経験で少し動揺しましたが
どーせー色も塗り替えるからいいや。

後で思ったけど…プーラーじゃなくて
引ける何かをアロンアルファで接着でも良かったかな?


引きながら叩く
初めはコンコンとね 必要に応じて強くします。
いきなりボコちゃうと二次災害が発生しますので。。。


ある程度出たら また新たな低い所と高い所が
ありますので 位置を変えます。


このプーラーを外す時は周りから温めると取れます。

で そこそこ出たら サンドペーパーで滑らかなにしますよ。
修理箇所より少し大きめにペーパーを当てます。
このペーパー目にパテが食いつきますので
しっかりと荒れさせましょう。


この層状にすることが結構大事です。
コレをやらないと 塗装後にパテ跡がくっきり なんてことも。。

原因はパテが痩せたりとか。。。

このタンクで言う黒の部分に向かって徐々にパテが薄くなる
仕上げをする事で防止できます。
ですので それのパテ代なんですね!

では いよいよパテの出番です。
主剤と硬化剤を混ぜます。
混合比は製品の説明をご覧下さい。

何対何 なんて言われてもわかりませんよね!
自分の経験上 ゴルフボール対パチンコ玉 ぐらい?
いや 多いかな?


 あ!言い忘れました。
パテを混ぜる前に塗布部の脱脂をしておきましょう!

パテは混ぜた瞬間からドンドン硬化していきます。
素早く混ぜて 素早く塗布し終わるように!

でも~マーブルなパテにならないよに‼‼
最悪 硬化ヤンキーでやり直しとなります。
 
最初は しごく様に付け伸ばします。
ペーパー目にしっかりと入るように!

その後 盛りたい部分を意識して
ふわっとね。

削って小さくなるので やや広めに塗布。

パテきわも なるべく薄くなると良いです。

ブツッっとなっていると。。。

研磨の時にパテと同時に旧塗膜が削られて
平らになる前に旧塗膜が無くなってしまい
いっこうに平らになりませんので。


パテの塗布は出来る限り少ない回数で
付けられると良いです。

少々気になる所があっても
そこそこ綺麗に付けられたパテにさわってはいけません!

いじればいじるほど 残念な事になります。

それを 触るくらいなら 一度硬化させ
軽くペーパーで研いでから 気になる所だけ
やり直した方がよっぽど早いです。

でも~さわっちゃうんだなぁ~

では 温めて しっかりと硬化するのを待ちますか?
焦ってはダメですよ~

研磨可能な状態の目安は
爪で引っかいて 白くなればオケ!

でもこれ。。。まだだったら削れちゃうよね!?

つづく

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